口頭で審理を行う審理方式のこと。
口頭審理とは、口頭で審理を行う審理方式のことです。書面での審理では十分でないときに、争点の的確な把握や技術水準に対する十分な認識を当事者と口頭でやりとりすることによって充実した審理を行うことを目的として行われています。原則として、無効審判など当事者対立構造の審判の場合は、口頭審理で行われます。ただし、当事者、参加人の申立て又は職権で、書面審理になることがあります。
原則として、口頭審理は公開されます。
解説口頭審理は、審判の公平性を担保するために公開されます。ただし、公序良俗を害するおそれがある場合は、審査官の一致した意見により、公開されない場合もあります。